経済を構成する四つの主体

経済活動は、主に次の四つの主体によって行われています。

  • 家計 — 働いて所得を得る、消費する、貯蓄・投資する

  • 企業 — 商品やサービスを生産する、雇用する、設備投資する

  • 政府 — 税金を集め、行政サービスや公共事業を行う

  • 海外 — 輸出入、海外投資、海外からの資金調達を行う

家計は企業に労働力を提供し、賃金を受け取ります。企業は家計に商品やサービスを提供し、その代金を受け取ります。政府は税金を集め、社会保障、教育、医療、公共事業などに支出します。

さらに、現代の経済は海外ともつながっています。企業は商品を輸出し、家計や企業は海外から商品や資源を輸入します。投資資金も国境を越えて移動します。

このため、一つの出来事が複数の経路を通じて経済全体へ波及します。

例えば原油価格が上昇すると、ガソリン代や電気料金だけでなく、製造費、物流費、商品価格、企業収益、家計消費などにも影響が広がる。