7.為替相場の基本
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円高と円安
為替相場は、異なる通貨を交換するときの比率です。
例えば、1米ドル=150円から1米ドル=160円になった場合、1米ドルを手に入れるために必要な円が増えています。この変化を「円安・ドル高」といいます。
反対に、1米ドル=150円から140円になった場合は「円高・ドル安」です。
円安 — 輸入:輸入価格が上がりやすい/輸出:円換算の売上げが増える場合がある/外貨建て資産の円換算額:増加しやすい
円高 — 輸入:輸入価格が下がりやすい/輸出:円換算の売上げが減る場合がある/外貨建て資産の円換算額:減少しやすい
実際の影響は、企業がどこで生産し、どの通貨で取引し、為替変動への備えを行っているかによって異なります。
為替相場が動く要因
為替相場には、さまざまな要因が影響します。
国内外の金利差
景気や物価の見通し
貿易収支
海外投資や証券投資に伴う資金移動
中央銀行の金融政策
政治情勢や地政学的リスク
市場参加者の予想
例えば、日本より米国の金利が高くなると、より高い金利を求めて円を売り、米ドルを買う動きが強まる場合があります。しかし、為替相場は金利差だけで決まるわけではありません。
外貨建て資産へ投資する場合、現地通貨で資産価格が上昇しても、円高が進めば円換算後の利益が減少したり、損失になったりする可能性があります。