商品の仕組みと条件を確認する資料

金融商品を契約するときは、担当者の口頭説明だけで判断せず、提供された資料を確認します。

重要情報シートには、商品の基本的な仕組み、リスク、費用、利益相反の可能性などが比較的簡潔にまとめられています。ただし、重要情報シートだけですべての契約条件を確認できるとは限りません。

契約締結前の情報提供資料には、金融商品のリスク、手数料、契約条件、事業者の概要などが記載されています。

投資信託などで使用される目論見書には、投資対象、運用方針、主なリスク、費用、運用会社などの情報が記載されています。特に「投資リスク」と「手続・手数料等」の部分を確認します。

約款や取引規程には、サービスの利用条件、事業者と顧客の権利義務、免責事項、解約条件などが定められています。

契約後に確認する資料

取引報告書は、実際に成立した取引の内容を確認するための資料です。

銘柄、数量、価格、手数料、取引日などに誤りがないかを確認します。

取引残高報告書では、保有している商品、残高、一定期間の取引状況などを確認します。記憶だけに頼らず、定期的に内容を確認することが重要です。

デジタルで受け取る場合

2025年4月から、金融商品取引契約に関する情報について、事業者が顧客のデジタル対応力などに応じ、書面またはデジタルで提供できる制度となっています。

書面での提供を希望する場合は、証券会社などに請求できます。金融庁「顧客交付書面のデジタル化」

電子交付を利用する場合は、契約後も確認できるように資料を保存しておきます。