1.預金の役割を考える
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日常生活と緊急時に使う資金
食費、家賃、公共料金、クレジットカードの支払いなど、日常的に出入りする資金では、金利よりも使いやすさが重要です。
主に次の条件を確認します。
必要なときにすぐ引き出せる
給与や年金を受け取れる
口座振替や振込みに利用できる
ATMやアプリを使いやすい
手数料を抑えられる
病気、失業、災害、住宅や自動車の修理など、予定していない支出に備える資金は、緊急予備資金や生活防衛資金と呼ばれます。
この資金では、元本が大きく変動しないこと、必要なときにすぐ使えること、引出しや解約に大きな制限がないことを重視します。
緊急時に使う資金を簡単に解約できない商品へ入れると、必要なときに使えない可能性があります。
近い将来に使う資金
住宅購入、教育費、自動車購入、旅行、納税など、数年以内に使う予定がある資金です。
使う時期がある程度決まっている場合は、その時期と預金の満期を合わせることが大切です。
金利が少し高くても、必要な時期より満期が後になる商品は、目的に合わない可能性があります。
満期前に使う可能性がある場合は、中途解約の条件や、どの程度の利息を受け取れるかも確認します。
当面使う予定のない資金
長期間使う予定がない資金は、普通預金や定期預金だけでなく、債券、投資信託、株式なども含めて考えることができます。
ただし、預金よりも投資商品が必ず優れているという意味ではありません。
預金は額面が安定していますが、預金金利を上回る物価上昇が続けば、実質的な購買力が低下する可能性があります。
資金を使う時期、許容できる損失、家計の状況などを踏まえて、預金と投資を使い分ける必要があります。