高い金利に条件を組み合わせた預金

仕組預金は、一般的な預金に、金利、為替、満期などに関する特別な条件を組み合わせた商品です。

通常の定期預金より高い金利が提示されることがありますが、その代わりに利用者が一定の制約やリスクを負います。

高い金利は、条件なしで提供されているわけではありません。

満期が延長されるタイプ

金融機関の判断や市場金利の状況など、あらかじめ定められた条件によって満期が延長される商品があります。

利用者が資金を使いたいと考えても、金融機関側の判断によって預入期間が長くなる可能性があります。

表示金利だけでなく、最長でいつまで資金を拘束される可能性があるかを確認します。

受取通貨と中途解約のリスク

一定の為替条件によって、元本や利息を円ではなく外貨で受け取る可能性がある商品もあります。

外貨で受け取った時点の円換算額が、当初預けた円の金額を下回る可能性があります。外貨を円に戻す際には、為替手数料がかかる場合もあります。

仕組預金は、中途解約が原則として認められない場合があります。

金融機関が例外的に中途解約へ応じても、違約金や市場価格の変動などによって、受取額が預入元本を大きく下回る可能性があります。

一般的な定期預金のように、「金利が下がるだけで元本は戻る」とは限りません。

契約前に確認する事項

仕組預金の中には、預金保険制度の対象となるものと対象外のものがあります。

預金保険の対象と表示されていても、中途解約や為替条件によって生じた損失まで補償されるわけではありません。

契約前には、少なくとも次の事項を確認します。

  • 預入期間と最長満期

  • 満期を決めるのは誰か

  • 中途解約ができるか

  • 中途解約時に元本割れするか

  • 元本と利息を何通貨で受け取るか

  • 預金保険制度の対象か

  • 最も不利な場合に何が起こるか

理解できない条件が残る場合は、契約を見送ることも重要な判断です。