リスクを重ねて考える

外貨建て商品では、商品自体の価格変動に為替変動と交換コストが加わります。外国株式、外国債券、外貨預金、外貨MMFは、それぞれ収益源、保護制度、信用リスク、換金条件が異なります。

FXやデリバティブでは、さらにレバレッジ、証拠金、期限、権利と義務などの契約条件が加わります。同じ価格を対象としていても、現物を保有する場合と証拠金取引を利用する場合では、損失の生じ方が大きく異なります。

金融商品を確認するときは、次の順番で整理すると見落としを減らせます。

  1. 何の価格に連動するか

  2. どの通貨で損益が発生するか

  3. 誰の信用に依存するか

  4. レバレッジが使われているか

  5. いつ、どの条件で換金できるか

  6. どのような費用と税金がかかるか

次の「ポートフォリオと資産配分」では、個々の金融商品を単独で見るだけでなく、預金、債券、株式、投資信託、外貨建て商品などを組み合わせたときに、資産全体のリスクがどのように変化するかを学びます。