税率・控除額・課税時期が異なる

所得税と個人住民税には、主に次の違いがあります。

  • 所得税は国税、個人住民税は地方税です。
  • 所得税は当年所得、住民税は原則として前年所得を基礎にします。
  • 所得税は5%から45%の超過累進税率、住民税所得割は原則として合計10%の比例税率です。
  • 基礎控除、配偶者控除、扶養控除、生命保険料控除などの金額が異なります。
  • 住民税には均等割があり、森林環境税も併せて徴収されます。
  • 寄附金税額控除や住宅ローン控除などの仕組みが異なります。

所得税で課税所得や税額がゼロでも、住民税の所得割や均等割が生じる場合があります。

税制改正の適用年度に注意する

令和8年分所得税で給与所得控除の最低保障額が74万円へ引き上げられた改正は、個人住民税では原則として令和9年度分から反映されます。所得税の「年分」と住民税の「年度」を混同しないようにします。

住所地ごとの税率、非課税基準、独自控除は、自治体の公式案内で確認します。