13.決算書の基礎
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損益計算書は一定期間の経営成績を示す
損益計算書は、売上高から売上原価を差し引いて売上総利益を求め、販売費及び一般管理費を差し引いて営業利益を求めます。さらに営業外損益、特別損益、法人税等を反映して当期純利益へ至ります。
税務調整の出発点となる税引前当期純利益が、どの収益と費用から構成されているかを確認します。
貸借対照表は期末の財政状態を示す
貸借対照表は、期末時点の資産、負債、純資産を示します。資産は資金の運用形態、負債と純資産は資金の調達源泉です。「資産=負債+純資産」の関係が成り立ちます。
売掛金、棚卸資産、固定資産、借入金、資本金、利益剰余金などを確認すると、利益だけでは見えない資金の状態が分かります。
キャッシュ・フロー計算書は現金の動きを示す
キャッシュ・フロー計算書は、現金・現金同等物の増減を営業活動、投資活動、財務活動へ分けます。会計上利益が出ていても、売掛金の増加や設備投資、借入金返済により現金が減ることがあります。
中小企業では作成義務がない場合もありますが、納税資金を考えるうえで利益と現金の違いを理解することが重要です。